
こんにちは。
最近は朝晩少し涼しくなってきましたね。
今回は、美容皮膚科でよく耳にする「ボトックス注射」についてご紹介したいと思います。
ボトックスという名前は聞いたことがあっても、「どんな効果があるの?」「顔が不自然にならない?」「痛くない?」など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
⭐︎ボトックスとは?
ボトックスは、ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンというタンパク質を利用した注射薬です。
神経から筋肉への刺激の伝達を一時的に抑えることで、筋肉の動きを弱める作用があります。
美容皮膚科では、主に表情じわの改善を目的として使用されています。
当院では65歳未満の成人における眉間・目尻の表情じわ、咬筋膨隆に対して国内承認を得ている、アラガン社のボトックスビスタを使用しています。
⭐︎どんなシワに効果があるの?
顔のシワには、大きく分けて「表情じわ」と「刻まれたシワ」があります。
表情じわとは、笑ったり、眉をひそめたり、目を細めたりしたときにできるシワのことです。
例えば、
眉間に力を入れたときにできる縦じわ
目尻の笑いじわ
などがあります。
ボトックスは、このような筋肉の動きによってできるシワに対して効果が期待できます。
一方、無表情のときにも深く刻まれているシワは、ボトックスだけでは十分に改善しないこともあります。
⭐︎効果はいつから?どのくらい持続する?
注射後、一般的には数日程度で徐々に効果が現れ、1〜2週間ほどで効果を評価できるようになります。
効果の持続期間には個人差がありますが、おおむね3〜4か月程度が目安です。
永久的な治療ではないため、効果を維持したい場合には、適切な間隔を空けて繰り返し施術することがあります。
⭐︎不自然な顔にならない?
ボトックスに対して、「表情が固まってしまうのでは?」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
実際、注入量が多すぎたり、注入部位が適切でなかったりすると、表情の違和感や眉毛・まぶたの下がりや眉毛の吊り上がりなどが生じる可能性があります。
そのため、もともとの筋肉の動きや表情の癖、シワの程度を確認しながら、注入部位や量を調整することが大切です。
⭐︎副作用や注意点は?
注射部位の赤み、腫れ、痛み、内出血などが生じることがあります。
また、注入部位によっては、頭痛、表情の違和感、眉毛やまぶたの下がり、左右差などが生じる可能性があります。
妊娠中・授乳中の方や、特定の神経筋疾患をお持ちの方など、治療を受けられない場合もあります。
施術前には医師による診察を行い、適応やリスクについて十分に確認することが重要です。
⭐︎当院での症例(60代女性)
施術前


施術2週間後


眉間に計10単位、目尻に計12単位注射
治療回数:1回
費用:28000円(税込)
※効果や副作用には個人差があります
施術前、施術後の写真とも最大の力で目を閉じていただいています。
眉間・目尻のシワが改善されています。
シワは年齢とともに自然にできるものですが、気になる部分があると、鏡を見るたびに目がいってしまうこともありますよね。
ボトックスは、表情じわが気になる方にとって、治療の選択肢の一つです。
ただし、すべてのシワに適しているわけではなく、注入する部位や量によって仕上がりが変わるため、事前の診察が大切です。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
※自費診療になります(料金表)
※自費の初診料・再診料が別途かかります。
※国内承認の範囲: ボトックスビスタの美容目的での国内承認適応は、65歳未満の成人における眉間・目尻の表情じわ、咬筋膨隆です。額などへの使用は承認適応外となります。
※入手経路: 国内正規販売代理店から仕入れています。
※ 諸外国における安全性等の情報: FDAなど諸外国において認可あり。
※医薬品副作用被害救済制度について: 未承認・適応外使用では原則として同制度の対象外となります。



