
こんにちは。
7月も下旬になり、毎日本当に暑いですね。
夏は汗をかきやすく、皮膚の感染症が増える季節です。
「学校や保育園は休ませた方がいい?」「プールは入っても大丈夫?」という質問をよくいただきます。
今回は、夏によくみられる代表的な皮膚の感染症について、登園・登校やプールの目安も含めてご紹介します。
① 手足口病
手足や足の裏、口の中、お尻などに水ぶくれのような発疹ができるウイルス感染症です。
今年も全国的に流行しており、小さなお子さんを中心に多くみられています。
登園・登校は?
手足口病には法律上の出席停止期間はありません。
発熱がなく、普段どおり食事ができ、元気があれば登園・登校は可能です。
口の中の痛みで食事がとれない場合や、全身状態が悪い場合は回復するまでお休みしましょう。
プールは?
発熱がなく体調が良ければ、皮疹が残っていてもプールは禁止されていません。
ただし、施設や学校によって基準が異なる場合があるため、園や学校のルールに従ってください。
② とびひ(伝染性膿痂疹)
細菌感染によってできる皮膚の感染症で、虫刺されや湿疹をかいた傷から発症することが多くあります。掻くことで他の場所へ広がったり、兄弟姉妹へうつることもあります。
登園・登校は?
適切な治療を開始し、患部をガーゼなどで覆える場合は、登園・登校できることが多いです。ただし、病変が広範囲で滲出液が多い場合には、医師の判断で一時的にお休みを勧めることがあります。
プールは?
感染を広げる可能性があるため、治るまではプールは控えてください。
③ 水いぼ(伝染性軟属腫)
水いぼはウイルスによる皮膚の感染症で、小さく光沢のある丸いできものができます。
幼児から小学校低学年のお子さんによくみられます。
登園・登校は?
水いぼだけで登園・登校を制限する必要はありません。
プールは?
プールは禁止されていません。
ただし、施設や学校によって基準が異なる場合があるため、園や学校のルールに従ってください。
また、プールの水から感染することはほとんどありませんが、タオル、浮輪、ビート板を介して映ることはありますので、共用するのはできるだけ避けてください。水いぼが多い場合はラッシュガードなどで覆うと安心です。
⭐︎家庭で気をつけたいポイント
夏の皮膚感染症を予防するためには、以下の点が大切です。
・汗をかいたら早めに着替える
・爪を短く切る
・虫刺されや湿疹をかき壊さない
・タオルの共用を避ける
・手洗いをしっかり行う
皮膚の感染症は、早めに適切な治療を行うことで悪化や家族への感染を防ぐことができます。
「虫刺されだと思っていたら、とびひだった」「湿疹だと思っていたら手足口病だった」ということも少なくありません。
気になる症状がある場合は、お早めに皮膚科へご相談ください。



